2008年4月30日水曜日

米GDP 1-3月は0.6%成長でリセッション懸念はやや後退。

米国の1-3月期GDPは小幅に事前予想を上回り、
米国経済の深刻なリセッション懸念は後退した
感じです。米国株は、堅調なスタートで、為替は
円安に戻ってます。ひとまず、今後の相場に影響
しそうなのでメモとして残しておきます。

<参考記事抜粋>
●米GDP上振れと物価安定、米株先物は底堅く推移=円安を支援
30日米国市場でシカゴ先物の米国株は底堅く推移。
米国の1-3月期GDPは小幅に事前予想を上回り、米国経済の
深刻なリセッション懸念が後退。一方で物価関連指標では
1-3月期の雇用コスト指数が前期比+0.7%の小幅な伸びに
とどまり、過去2年で最低の伸び率となったことで物価の
安定が示された。
結果として米国経済の「景気後退の中での物価上昇」という
スタグフレーション懸念が後退。反対に「インフレなき緩やか
な安定成長」という健全さが確認されたことで、米国株には
追い風となっている。
米国株先物の底堅さが、為替相場ではドル/円、クロス円で
「リスク許容度改善」の円安を支援している。

<日経ネット記事>
●米GDP、1―3月は0.6%成長・住宅や消費の不振続く
米商務省が30日発表した今年1―3月期の実質国内総生産(GDP)
の速報値は季節調整済みの年率換算で前期に比べ 0.6%増えた。
住宅投資の低迷に加え、民間の設備投資も減速。個人消費も
不振だったが、輸出と政府部門の支出に支えられ、実質成長率は
前期と同じ伸び率を維持した。
 実質成長率は市場予測の平均(0.5%)をやや上回った。ただ
2四半期連続で1%を割り込む低成長が続いたのは、1991年1―3月期
以来、17年ぶり。マイナス成長を回避したとはいえ、米景気の後退
懸念は引き続きくすぶる公算が大きい。
 実質GDPの内訳をみると、米経済の悪化が浮かび上がる。国内の
民間需要は総じて不振。景気減速の震源である住宅投資は
前期比26.7%減と、マイナス幅をさらに拡大。9四半期連続のマイナス
となり、依然として下げ止まりの兆しが見えない。


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