2008年5月1日木曜日

FRBはFF金利の誘導目標を0.25%引き下げ。

FRBはFF金利の誘導目標を0.25%引き下げ2%にした。
賛成8、反対2。ダラス連銀のフィッシャー総裁とフィラデル
フィア連銀のプロッサー総裁が政策金利の維持を求め反対票を
投じた。声明は利下げを停止する用意があることを示唆。
利下げは昨年9月以降で7度目。今年に入ってからの利下げ
幅は合計2.25ポイント。

FOMC声明文では、「経済活動は引き続き弱い」としたものも
「下振れリスク」の文言は削除されたみたいです。

相場のほうは、一時、13,000円を回復して堅調に推移していた
NY Dowは、12,820(-11)までさげて終了。Nasdaqも2,412(-13)
まで下落しました。円安方向に進んでいた為替のほうも、少し
円高に戻された感じです。

ひとまず、FOMC終了でやはり一旦、材料出尽くしの売りが
出たみたいです。ただ、FOMC前にかなり上昇していたので、
思ったほど下げは限定的でしたね...。

日本市場も前場終了時点では、やや軟調な展開でした。ただ、
今日はメーデーであまり外国人が参加していない感じなので、
今後の相場の方向性はいまいち読みずらいですね...。


<日経ネット記事抜粋>
●米、0.25%追加利下げ・FRB声明「経済活動は引き続き弱い」
米連邦準備理事会(FRB)は30日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド
(FF)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、年2%とすることを
賛成多数で決定、即日実施した。世界的な食料価格の高騰など
インフレ懸念が台頭しているが、深刻な景気後退の回避に向け、
一段の金融緩和に踏み切った。

 米FRBは、FOMC終了後に発表した声明で「経済活動は
引き続き弱い」と指摘。「金融市場はは引き続きかなりの緊張
状態にあり、信用収縮と住宅市況の低迷で、米国経済は向こう
数四半期は下押しされる」との見通しを示した。

 利下げを打ち止めにするかどうかについて、明確な言及は
なかったが、これまでの利下げを「十分な金融緩和」と表現。
3月の声明から「成長の下振れリスクはなお残る」という表現を
削除し、さらなる利下げには慎重な姿勢を示唆した。


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