2008年5月2日金曜日

米雇用統計は予想ほど悪化せず。円は105円半ばまで円安進行

米4月非農業部門雇用者数は‐2万人。市場予想は-7.5万人。
予想ほど悪化せず、過度な景気後退懸念は後退した感じです。

米雇用統計を受けて、104.70近辺で推移していたドル/円は
105.50-60あたりまで円安が進行。クロス円ものきなみ円安
方向に振れました。

欧州株も大幅続伸。ひとまず、NYダウも100ドル以上上昇
してのスタートでした。

<日経ネット記事> ・・・ ちょっと厳しい見方ですね...。
米雇用、4月は2万人減・4カ月連続マイナス

米労働省が2日発表した4月の雇用統計(季節調整済み)に
よると、非農業部門の雇用者数は前月に比べ2万人減少し、
4カ月連続のマイナスとなった。減少幅は前月より縮小し
たが、今年1月から4カ月間での雇用減は26万人にのぼる。
米雇用は引き続き悪化しており、景気後退懸念はぬぐい
去れない情勢だ。

 4月の雇用者数の市場予測の平均は7万5000人減で、
結果は予想よりも上振れした。ただ2、3月はこれまでの
7万6000人減、8万人減から8万3000人減、8万1000人減へ
とそれぞれ下方修正。信用力の低い個人向け住宅融資
(サブプライムローン)問題をきっかけとした金融不安の
影響が実体経済にも及んでいる状況を映した。


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