2008年5月21日水曜日

NY原油の2016年12月限は3日で14%高騰。140ドルを超える。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物市場は、原油相場が向こう8年間に1バレル当たりほぼ140ドルに向かうことを示唆。ゴールドマン・サックスが、供給のひっ迫を理由に原油相場の2008年下期(7-12月)の平均が141ドルに、09 年は148ドルになるとの見通しを示し、2016年12月に引き渡しとなる原油先物は3営業日で17.08ドル(14%)高騰しているみたいです...。

数年前に原油相場が40ドルから60ドルくらいに上昇したときに、ゴールドマン・サックスが100ドルになる予想を出した時は、それはいくらなんでもオーバーでしょうくらいにしか思ってませんでしたが、いまや原油相場は130ドルまできましたね...。100ドルを超えて上げのピッチが上がってきた感じです。ただ、今回の予想は09年で148ドルなので、少し控え目に見えてしまいますね...。

米エクソンモービル、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル、英BP、米シェブロン、仏トタル、米コノコフィリップスのことしの探査・生産向け投資は過去最高の987億ドル(約10兆2000億円)に上り、8年前の4倍以上の見通し。これらの石油会社が石油輸出国機構(OPEC)加盟国以外の国々で生産する原油の供給量は、向こう4年間の世界的な需要の伸びの約20%にしか対応できないと予想されている。

原油の発見が困難な状況になる一方、中国や中東などの地域の原油需要は旺盛。国際エネルギー機関(IEA)が13日に発表したリポートによると、これらの国々のことしの需要は4.9%増加し、北米や欧州の需要後退を埋め合わせると予想されている。

ひとまず、NY市場のほうは小動きスタートです。為替のほうは、欧州時間に円安が進んだあと、NY時間はやや小動きです。最近、原油の話題が多いのでひとまず原油の投稿を入れてみました...。


ブログランキング ← 1クリックお願いします...。


0 件のコメント: