グローバル住販 IPO初値予想・分析

3259 グローバル住販 （JASDAQ：不動産業）

初値予想： 140,000前後

●事業概要
・首都圏でのマンション分譲が主力の不動産販売会社。
・不動産分譲事業、不動産販売代理事業、不動産ソリューション事業を展開。
・不動産ソリューション事業は、収益用賃貸マンションやオフィス、商業ビル
　の開発や既存建物のリノベーション等を投資家・ファンド等に売却する事業。

●ポイント

×不動産関連のIPO
　→ 不動産業界の市況悪化を明示する指標が相次ぎ、不動産株人気は低下
　→ セクターに対する警戒あり

△仮条件の上限のPERは、4.5倍
　→ 類似会社のPER平均が４倍程度なので割安妙味はない
　→ 低PERセクターとして定着している
　→ 商業ビル等の物件売却が一時的に多く計上されていて
　　 本来の実力はPERは約10倍程度かも...。

○08.6期会社計画では、売上高163.9 億円（前期比96.6％増）、
　経常利益13.1 億円（同89.6％増）、当期純利益7.3 億円（同98.6％増）
　と大幅な増収増益見通し予想
　→ 不動産ソリューションは前期比10倍となる見通しを前提
　→ 主力の不動産分譲は前期比30％減

○公開規模が６億円程度と小規模、1株単位案件、VC保有なし。

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