2008年4月30日水曜日

米GDP 1-3月は0.6%成長でリセッション懸念はやや後退。

米国の1-3月期GDPは小幅に事前予想を上回り、
米国経済の深刻なリセッション懸念は後退した
感じです。米国株は、堅調なスタートで、為替は
円安に戻ってます。ひとまず、今後の相場に影響
しそうなのでメモとして残しておきます。

<参考記事抜粋>
●米GDP上振れと物価安定、米株先物は底堅く推移=円安を支援
30日米国市場でシカゴ先物の米国株は底堅く推移。
米国の1-3月期GDPは小幅に事前予想を上回り、米国経済の
深刻なリセッション懸念が後退。一方で物価関連指標では
1-3月期の雇用コスト指数が前期比+0.7%の小幅な伸びに
とどまり、過去2年で最低の伸び率となったことで物価の
安定が示された。
結果として米国経済の「景気後退の中での物価上昇」という
スタグフレーション懸念が後退。反対に「インフレなき緩やか
な安定成長」という健全さが確認されたことで、米国株には
追い風となっている。
米国株先物の底堅さが、為替相場ではドル/円、クロス円で
「リスク許容度改善」の円安を支援している。

<日経ネット記事>
●米GDP、1―3月は0.6%成長・住宅や消費の不振続く
米商務省が30日発表した今年1―3月期の実質国内総生産(GDP)
の速報値は季節調整済みの年率換算で前期に比べ 0.6%増えた。
住宅投資の低迷に加え、民間の設備投資も減速。個人消費も
不振だったが、輸出と政府部門の支出に支えられ、実質成長率は
前期と同じ伸び率を維持した。
 実質成長率は市場予測の平均(0.5%)をやや上回った。ただ
2四半期連続で1%を割り込む低成長が続いたのは、1991年1―3月期
以来、17年ぶり。マイナス成長を回避したとはいえ、米景気の後退
懸念は引き続きくすぶる公算が大きい。
 実質GDPの内訳をみると、米経済の悪化が浮かび上がる。国内の
民間需要は総じて不振。景気減速の震源である住宅投資は
前期比26.7%減と、マイナス幅をさらに拡大。9四半期連続のマイナス
となり、依然として下げ止まりの兆しが見えない。


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日経平均、14,000円に迫る場面も、小幅反落で終了。

本日の日経平均は、鉱工業生産指数が市場予想を下回る-3.1%となり、売り先行スタートとなりました。一時、100円を超える場面もありましたが、そこからはじりじりと上昇。前場は、-10円程度で終了でした。

後場開始後も堅調に推移し、12:55には高値13,976円と
なり、14,000にかなり迫る場面がありました。ただ、ここ
では利益確定の売りも多く、軟調になり1時半すぎには
マイナスに転落。13,850円近辺まで売られると底堅くなり、
そのままもみ合いが続き、引けは13,849(-44)で終了です。

新興3市場はそろって上昇。東証1部も小型株指数だけは
上昇でした。直近IPOもほとんどの銘柄が上昇、アール
テックがS高で100万の大台に乗せています。他にも値を
飛ばす銘柄がいくつかありました。今日は、小型の株に
資金が流入していた感じでした.

今日は、FOMC結果発表を控えもう少し様子見になるかと
思っていましたが、後場の開始直後あたりはかなり白熱した
展開で14,000円に迫る場面もあり、出来高、売買代金も膨らん
でいます。ただ、後場後半はさすがに様子見となり、
小幅反落のままもみ合い終了でした。

小幅反落でも上昇基調が変わっている感じはありませんが、
後場の動きを見ていると調整が入ってもおかしくない感じです。
多少は注意が必要な気もします...。

●本日の記録

日経平均 13,849 (-44)
TOPIX 1,358 (-3.1)

売買高 21億5434万株
売買代金 2兆9070億円


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米国株はFOMC控え様子見ムード。為替は巻戻しが入り円高へ。

29日の米株式相場はもみ合いでスタート。ただ、30日の
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、
やや調整の動き。先週大きく売られた米10年国債に買い
戻しが入り(金利低下)、米国株が少し下落をしたのを
受け、円にも巻き戻しの動きが入り円高が進行。23時過ぎ
には、ストップロスも入り、104円近辺で推移していた
ドル/円は、一時、103.20円までありました。クロス円も
同様の動きがあり円高が進む場面がありました。
朝方の調整後は、もみ合いながら少し戻してNYは終了です。

NY原油先物、金先物もFOMCを控え調整が入り大幅反落の
動きです。個別では、原油価格の下落を受け、ノースウエスト
航空、デルタ航空が急伸しています。

東京市場のほうは、月曜日はかなり商いが盛り上がりましたが、
今日はどうでしょうか?前場は、ポジション調整なども入り
動きがありそうですが、後場は様子見になりそうな気がします...。

●NY市況

NY Dow 12,831 (-39, -0.3%)
Nasdaq 2,426 (+1.7, +0.07%)
CME 225 13,910(大証比 +20)

USD/JPY 104.03 (-13)
EUR/JPY 161.91 (-112)
GPB/JPY 204.77 (-269)
AUD/JPY 97.08 (-69)

原油(WTI) 115.43 (-3.32)
金先物 876.80 (-18.70, -2.09%))


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2008年4月29日火曜日

OPEC議長、原油相場200ドルに上昇する可能性排除せず

OPEC議長いわく、原油高はドル安が原因との見解みたいです。
最近の原油相場は、少しドル高が進行してもあまり下げる
感じがなかったですよね...。
OPECも最近の原油高騰には、何か理由をつけてあまり関わり
たくない感じですよね...。

<ロイター記事>
原油相場、200ドルに上昇する可能性排除せず

石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は、原油相場に
ついて、たとえ供給が潤沢でも1バレル=200ドルに
到達するシナリオを排除しないとの見方を示した。
ドル安が原油高を主導していることを理由に挙げた。

 28日付の政府系エルムジャヒド紙が報じた。

 同紙はヘリル議長の記者団への発言を引用し、
「200ドルへの上昇の可能性について質問を受けた
エネルギー・鉱業相は、可能性を排除しないと述べた。
その上で、現行水準からの上昇は、ドルの下落に連動する
と説明した」と伝えた。

 同紙はさらに、「ドルが1%下げるたびに、原油は
1バレル当たり4ドル上昇する。もちろん、逆もまた
然りだ」との議長の発言を報じた。


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2008年4月28日月曜日

独CPI(消費者物価指数)低下。ユーロは対ポンド中心に弱含み推移。

ドイツ第3の州であるバーデン・ヴェルテンベルク州の
4月CPI(消費者物価指数)は、前月比-0.2%、前年比+2.3%
と発表。前月から低下して、市場予想を下回り、ドイツ4月の
全国CPIが前月比- 0.2%に低下することがほぼ確実視されて
おり、ユーロ圏で最大の経済規模を有するドイツでの
インフレ率の落ち着きが、ユーロ圏のインフレ率上昇鈍化に
繋がるのではないかとの思惑が強まって来ている見たいです。

ユーロ/ポンドが0.7850ポンド割れに観測されていた大口の
ストップを巻き込んで下値を広げるなど、ユーロが対ポンドを
中心に急速に値を下げている。ユーロ/円は、163.80円近辺
から現時点(22:30)で163.10近辺での推移。ユーロ/ドルは、
1.5680から1.5600割れまでありました。
欧州の株式市場も上昇。独DAX指数は、一時、大幅上昇でした。

ドイツでは、物価は落ち着いているですね...。ちょっと気に
なったのでメモとして残しておきます。

<追記>
ドイツの4月CPI(消費者物価指数・速報)は前月比-0.2%、
前年比+2.4%でした。事前予想は前月比+0.2%、前年比+2.8%。


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日経平均は小幅続伸。一時、14,000円に到達!

本日の日経平均は、小幅続伸でスタート。前場は、堅調に推移し、一時、14,000円台に到達。後場は、一時、売られる場面もありましたが、引けにかけて持ち直し、引けは13,894(+30)で終了です。
日経平均のチャートをつけておきます。

今日は、ザラ場を見れなかったのですが、ひとまず、
小幅続伸だったみたいですね...。
ただ、14,000に到達したあと、後場にちょっと売ら
れている場面があります。ザラ場を見ていないので
よく分からないのですが、連休を控えて少し
ポジション調整があったのでしょうか...?

もしかしたら売り方が少しジャブを入れてきた
のかもしれないですよね?
今日のチャート見ていると銀行株あたりは、
少しとばしすぎな印象も受けます。
指数のほうは、上昇基調維持な感じですが、
FOMC後は、ちょっとは警戒しておいたほうが
いいのかもしれないですよね...。


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2008年4月27日日曜日

ジャスダック、大証とのシステム統合受け入れ姿勢に

ジャスダック証券取引所の取締役会が、大阪証券取引所
との売買システム一本化を受け入れる姿勢に転じたみた
いです。そのほうがいいような気がしますよね...。
ちょっと気になったのでメモとして残しておきます。

<読売新聞より記事抜粋>
●ジャスダック、大証とのシステム統合受け入れ姿勢に

ジャスダック側は28日にも新たな合意案を大証に提示する
方針。取引所の再編問題は6月中にも決着する公算が大きく
なった。

新合意案は、3月にジャスダック取締役会が否決した合意案の
うち〈1〉システム一本化の契約を解除する権利を大証だけで
なくジャスダックも持つ〈2〉契約期間を3年に限った条項を
削除する――など大証に有利としていた点を修正した。

ジャスダックは、大証による子会社化に反対している取締役を
6月10日予定の株主総会の役員人事案に盛り込まず、再任し
ない方向で調整。取締役会は支持者が多数派となり、6月末まで
の再編問題の決着がほぼ確実になる。


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2008年4月26日土曜日

米雇用状況も改善の兆し?今週の動きなど。

昨日、今日と頭痛に悩まされ更新怠ってました...。
薬をのんで少し楽になったので、ひとまず更新して
おきます。頭痛もちなので、季節の変わり目の
この時期はけっこう悩まされてしまいます...。

木曜日の夜に新規失業保険申請件数に触れたの
ですが、夜の更新で眠かったためあまり書けません
でしたので少しフォローしておきます。

最近の新規失業保険申請件数の推移は以下の
ような感じです。

●米失業保険申請件数(万件)
4月19日  34.2
4月12日  37.5
4月 5日  35.5
3月29日  40.6
3月22日  37.1

前回の雇用統計の発表前の数値は、40.6万にまで
達し悪化傾向にあり、雇用統計もかなり悪い数字が
でてきました。ただ、その後は米失業保険申請件数も
減少傾向になってきているような感じを受けます。
米雇用状況も改善の兆しがでてきているのかもしれ
ませんね...。

今週末には、債権が大きく売られ(金利上昇)。
新築住宅販売件数やマイクロソフトの決算など悪材料も
ありましたが、株のほうもNY Dowは続伸、Nasadaqも
底堅い感じです。

日経平均も週末は大幅高で終了。Globexも13,900円台で
終了しています。
ひとまず、新規失業保険申請件数の減少で、外国人の
株の買い戻しの動きが鮮明になった感じがします。

来週末には、雇用統計の発表の予定があります。
ひとまずは、来週はどれくらい上があるか分かりませ
んが、大きく売られることもないような気がします。
FOMCやGDP、引き続き決算発表がありますが、
大きく予想を外さなければそれほど影響はない感じが
します...。


●4月第3週(4月14日~4月18日)投資主体別動向(億円)

現物   日経先物   TOPIX先物    差引
───────────────────────────────
自己     -409      202      -440    -647
外国人    2046     -334      811    2523
投信     -138      -23       28    -133
生損保     11      -9      -245    -243
都長地銀    23      185      -105     103
信託銀行    944      190      -68    1066
事業法人    -60      -40       -3    -103
個人     -2281      -68       -3    -2352


●来週の主なスケジュール

29(火)
・東京市場休場
・米FOMC(~30日)

30(水)
・米4月ADP雇用統計
・米1-3月GDP

1(木)
・米4月ISM製造業景気指数

2(金)
・米4月雇用統計


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2008年4月25日金曜日

失業保険申請数の減少でドル高。新築販売件数の減少の影響は限定的。

米労働省が24日発表した4月19日週の新規失業保険申請件数は
34万2000件と前の週(12日)の37万5000件及び事前予想の
37万5000件を下回る数字です。

これを受けてドルは買い戻しの動きです。103.50近辺で
推移していたドル/円は、104.20あたりまでドル高が進行。
1.5750近辺で推移していたユーロ/ドルも現時点(12:30)で
1.5650近辺までドル高が進行しています。

米国の3月新築住宅販売件数は年率52万6000件、前月比-8.5%。
事前予想は年率58万件で予想を下回る結果で、ドル安に振れる
場面もありましたが、限定的でした。

クロス円もこれに合わせるような感じで上下に振られる展開です。

株式のほうは、GlobexでNasdaq100が-10ポイント程度で
推移していましたが、プラスに転換し、NY Dow、Nasdaqは、
ちょいプラスでスタート。新築住宅販売件数の発表を
受けてマイナス圏に転落しましたが、現時点(12:30)で
再びプラスに転換し、堅調に推移しています。

今後の相場に影響してきそうなので、いちおうメモと
して残しておきます。


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2008年4月24日木曜日

米アップルの1─3月期は36%増益。見通しは予想を下回る。

米アップルが発表した1-3月(第2四半期)決算は、
前年同期比36%増益。純利益は10億5000万ドル
(1株利益1.16ドル、前年同期 7億7000 万ドル)。
売上高は前年同期比43%増の75億1000万ドル。

パソコンの販売増加が寄与。Macの販売台数は229万台。
Macは約200万台の販売を見込んでいたようです。
iPodの販売台数は1060万台、iPhoneはは170万台。

アップルの決算発表を受けて、時間外取引で株価は下落。
GlobexのNasdaq100は、-10ポイント程度で推移していました。


●米アップル 決算(抜粋)

・1-3月(第2四半期)
売上高 75億1000万ドル(前年同期比43%増)
純利益 10億5000万ドル(前年同期比36%増益)
1株利益 1.16ドル(アナリスト予想 1.07ドル)

・4-6月(第3四半期)見通し
売上高 72億ドル(アナリスト予想と一致)
1株利益 1.00ドル(アナリスト予想 1.11ドル)


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印紙税引き下げで上海総合指数が+8%を超える大幅続伸。

中国が株式売買時にかかる印紙税を従来の
0.3%から0.1%に引き下げです。

上海総合指数は、昨日に引き続き大幅に上昇中。
11:00時点で+8%を超える上昇率です。
現時点(現地時間10:13)の指数は、3,558(+280, +8.55%)です。

ひとまずメモとして残しておきます。


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2008年4月23日水曜日

アクセルマーク、テクファームはS高!! 日経平均は小反発。

昨日の記事で書いていましたが、今日は個別銘柄で元気なのが多かったです...。

昨日の記事で触れていたアクセルマークは、全体が軟調スタートの中、朝から買い気配スタート。大幅高で寄り付いた後も、堅調に推移し一気にストップ高でした。
今日は、アクセルマークのチャートをつけておきます。

アクセルマークの上昇をみて、テックファーム
ビリングシステムネットイヤーなども動意付き
大幅な上昇を演じています。テックファームは、
引け近くにも買いが入り、こちらもストップ高で
終了です...。

日経平均のほうは、朝は売り先行でスタート。
100円近く下げて始まりましたが、売りこむ動きは
なく、切り返し後場の開始直後には一時、170円近く
上昇。ただ、その後は、もみ合いながら下げ、引けは
13,579(+31)で終了です。

今日は前場から後場の開始にかけて、意外なほど
買いが入り、日中の値幅は270円くらいありました。
いったい誰が買ったんですかね?原油価格が高騰して
いるので、オイルマネーでも入ってきたのでしょうか...?
この手の資金が、入るとやはり動きがなかなか読みずらい
感じですよね...。

ひとまず、一部のほうは原油高騰で、石油、商社、
鉱業あたりが切り返し、大きく上昇して指数を
引っ張っている感じでした。


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米ヤフーはアリババ上場益で好決算。MSはヤフー価値に影響なし。

相場のほうにあまり影響ななそうですが、最近、話題の
多い会社なのでいちおうメモとして残しておきます。

米ヤフーの第1四半期の純利益が劇的に増加。純利益は、
前年同期比3.8倍の5億4200万ドル。売上高は
前年同期比9%増の18億1800万ドル。売り上げ、利益とも
アナリストの事前予想を上回る結果です。

純利益の大幅な増加は、中国のグループ会社アリババ
グループの株式上場に伴う利益を計上したことが寄与した
ようです。
一時的な項目を除いた利益は1億5000万ドル(1株利益11セント)。

2008年の売上高について、1月時点の予想を据え置き、
72億―80億ドル。売上高の予想を据え置いたため、
マイクロソフトのバルマー最高経営責任者(CEO)は
「ヤフーの決算が好調な内容になることを祈っているが、
それによってマイクロソフトのヤフー価値に対する見方が
影響されることはない」とのことらしいです。

米ヤフー Jerry Yang最高経営責任者(CEO)のコメント
「Yahooは、最先端のディスプレイ広告で利益を上げ、
検索分野で勢いを取り戻すために、長期に及ぶ賢明な
大規模投資を行ってきたが、その効果を実感し始めている。
以前に記録していたハイマージンへと回帰し、2010年までに
営業キャッシュフローの倍増を達成しつつ、売り上げ成長率を
大幅に伸ばすことも可能であると、われわれは確信している。
今四半期の堅実な業績は、この計画が着実に実行されている
事実を強調するものである」

●米ヤフー 決算(抜粋)
売上高 18億1800万ドル(前年同期比9%増)
純利益 5億4200万ドル(前年同期比3.8倍)
1株利益 11セント(アナリスト予想 9セント)


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2008年4月22日火曜日

日経平均は6日ぶり反落。直近IPOの一角は堅調。

本日の日経平均は、昨日まで5連騰で大きく上昇して
いたこともあり、今日は一服でした。GLOBEXがやや
マイナスで推移していたこともあり、売り先行でスタート。
ただ、先週に引き続きザラ場では、小動きで日中の
日経平均の値幅はわずか90円弱でのもみあいでした。
先週よりもさらに閑散な感じです。今週後半から日本でも
主要企業の決算発表がスタートするので様子見ムード
だったのでしょうか...?
引けは13,547(-148)で終了です。

東証1部が軟調で小動きだったこともあり、今日は
直近IPOの一角で堅調な推移の銘柄が出てきています。
昨日まで調整していたアクセルマークは、大きく反発し
一時10%を超える上昇もありました。ビリングシステム、
テックファームあたりも10%近く上昇する場面がありま
した。先週大きく上昇したネットイヤーは、昨日は一服で
したが、今日は大きく上昇し切り返しています。

今日は、ひとまず一服でしたが、ほとんど動きがなく、
今後の方向性がまったく読めない感じでした...。
騰落レシオなど一部の指標が警戒水準になってきています。
ただ、買い戻しの動きもまだ継続している感じで、また、
昨日あたりはオイルマネーが参戦してきている感じもあり、
もう少し粘るのかもしれません。
ちょっと今後の動きは読みずらいですね...。

相場の雰囲気も変わり、個別銘柄でも元気な銘柄も出てきて
います。ひとまずは、指数の動きを読むよりは、個別銘柄で
勝負するほうがやりやすいような気がします...。


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米TIの第1四半期は増収増益。見通しは予想を下回る。

米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)が
発表した1-3月(第1四半期)の決算は増益となったが、
景気の短期的な不透明感から4-6月(第2四半期)の
見通しはアナリスト予想を下回った。

TIの発表では、4-6月(第2四半期)の1株利益は
42-48セント。アナリスト予想は49セント。これを受けて、
株価は時間外取引で2%程度の下落です。

半導体の需要が予想を下回ったことで同社は在庫積み
上がりを余儀なくされた。第1四半期末時点での在庫は
15億8000万ドルと、前期比で1億6000万ドル増えた。

CME GlobexでNasdaq100が10ポイント程度下落して推移して
いますので、いちおうTIの決算もメモとして残しておきます。


●テキサス・インスツルメンツ(TI)決算(抜粋)

・第1四半期
売上高 32億7000万ドル(前年同期比2.5%増)
純利益 6億6200万ドル(前年同期比28%増)
1株利益 49セント(アナリスト予想44セント)

・第2四半期見通し
売上高 32億4000万-35億ドル
1株利益 42-48セント(アナリスト予想44-51セント)


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2008年4月21日月曜日

バンク・オブ・アメリカの1株利益は23セント。市場予想を下回る。

ひとまず、相場のほうにはそれほど影響なかった感じですが、
米銀2位のバンク・オブ・アメリカの決算なのでメモとして
残しておきます。

バンク・オブ・アメリカの1-3月決算は、前年同期比77%の減益。
減益は3四半期連続。純利益は12億1000万ドルで1株利益は23セント。
市場予想の41セントを下回る結果になっています。
1-3月期決算にはトレーディング損失13億1000万ドルと、貸し倒れ
損失27億2000万ドルが含まれる。
貸し倒れに備え60億1000万ドルの引当金を充当したことが響いています。

個人客向け部門は全国的な貸し倒れ増加に直面。クレジットカードの
返済遅延は過去3年超で最大。また住宅差し押さえ件数も3月には
57%増加しています。

相場のほうは、発表を受けて欧州株は少し下落し、
為替のほうも少し円高になる場面がありましたが、
それぼど影響なく、しばらくして戻しています。
NYは、小幅下落でスタートしています。

●バンク・オブ・アメリカ 決算(抜粋)

総収入 173億ドル (前年同期比6%減)
純利益 12.1億 (前年同期比77%減)
1株利益 23セント (市場予想 41セント)

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3627 プライムワークス が新規承認されました。

久しぶりにIPOの新規承認がありました。
5月からは100株単位になるのかと思っていましたが、
1株単位の銘柄でした。
ざっと見た感じでは、初値のほうとても期待できそうな
雰囲気です。初値予想・分析などはまたのちほど行います。
ひとまず、銘柄情報をのせておきます。


●3627 プライムワークス (マザーズ:情報・通信)

【事業内容】
携帯電話、インターネット向けのコンテンツ、
ソフトウェア、サービスの開発。

【公開予定日】2008/05/23

【公開株数合計】4,000

【ブックビルディング】5/9~5/14

【主幹事】新光証券

【幹事証券会社】
新光証券
大和証券SMBC
藍澤證券
いちよし証券
岩井証券
イー・トレード証券
マネックス証券

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2008年4月20日日曜日

日経平均は月曜に大幅安も4連騰で切り返し。先週の動き。

先週の日経平均は、月曜日に大幅安がありましたが、
火曜日からは4連騰で切り返し、13,476(先週末比+153)で
終了しました。日経平均株価は、NYの株価を反映する
動きのみで、朝方にNYを反映して寄り付いた後は、
あまり動きなく、出来高の薄い相場が続いています。
ただ、「閑散に売りなし」のとおり、売り物も限定的な
なか、じりじり上昇してきている感じです。

NYのほうは、決算発表が続いています。先週の動きと
しては、悪材料にはあまり反応せずに上昇している感じ
です。週末は、大幅高で終了しています。
先週は、大手金融機関の決算が相次ぎ、今週頭には
大手金融機関の決算も出揃う感じです。
今週も引き続き決算発表が続きます。米ヤフー、アマゾン、
アップル、マイクロソフトなどが予定されています。

直近IPOでは、出遅れ感のあったネットイヤーが
週末にかけて、じりじりと上昇し週末はS高となり
大きく上昇。全体的に出来高が減ってきていますが、
しっかりとした動きの銘柄も散見されます。

今週はひとまず続伸スタートとなりそうです。
ただ、だいぶ上昇してきているので、あまり
無理しないほうがよさそうですよね...。

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2008年4月18日金曜日

米シティグループ決算は想定内。円は全面安の展開。

米シティグループの第1四半期決算は、純損益が
51億1000万ドル(1株当たり1.02ドル)の赤字。
事前予想は0.933ドルの損失でしたが、想定範囲内
なのでしょうか...?
シティの決算を好感し、欧州株はのきなみ上昇。
円は全面安の展開です。21:00時点でドル/円は
104円を超えて推移しています。

2四半期連続の赤字で、融資や債券の評価損は、
120億ドル(約1兆2400億円)程度を計上。
住宅や自動車などのローンやクレジットカード
利用の返済の遅れが広がったもよう。

米国株の反応などは後ほど追記いたします。

シティグループ決算(抜粋)

総収入 132億ドル(市場予想 111.1億ドル)
純損失 51億ドル(前年同期 50億1000万ドルの黒字)
1株利益 1.02ドル損失(市場予想 0.933ドル損失)


<追記>
NYダウは、200ドル近く上昇してスタート。一時、
300ドル近くまで上昇する場面あり。Nasdaqも+40
くらいでスタートし、+70ちかくまで上昇。
ドル/円は、一時、104.60程度までありました。

主要指数の終値は、
NY Dow 12,849 (+228 ,+1.8%)
Nasdaq 2,402 (+61, +2.6%)
英FTSE 6,056 (+76, +1.3%)
独DAX 6,843 (+161, +2.4%)
ドル/円 103.66

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米Googleが時間外で上昇。予想を上回る好決算。

米Googleの2008年第1四半期の決算が発表されました。
売上高は51億9000万ドルで前年同期の36億6000万ドルと
比べ42%増収。純利益は13億1000万ドル(1株利益4.12ドル)
で前年同期の10億ドル(同3.18ドル)と比べ31%増加。
株式報酬関連費用の2億8100万ドルなどを除いた場合,
純利益は15億4000万ドル(1株利益4.84ドル)。

事業別では,Webサイトによる売上高は34億ドル
(総売上高の66%)で,前年同期に比べ49%増加。
Google Networkでは,AdSenseプログラムを通じた
売上高が16億9000万ドル(同33%),前年同期に
比べ25%増えた。海外の売上高が総売上高の51%。

海外での事業が拡大し、米国内の広告費の伸び減速の
影響を補っているみたいです。

1株利益のアナリスト予想の平均値(4.52ドル)を
上回ったため株価は時間外で大幅に上昇しました。

Google決算(抜粋)
売上高 51億9000万ドル(前年同期 36億6000万ドル)
純利益 15億4000万ドル(前年同期 11億6000万ドル)
1株利益 4.84ドル(前年同期 3.68ドル)

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2008年4月17日木曜日

日経平均は続伸、後場はやや伸び悩み。

本日の日経平均は、NYの大幅高でCME日経先物も
13,510円(大証比 +310)だったため、大幅に続伸で
スタート。取引開始直後に、13,400円を超える展開。
ただ、13,400を超えてくるとややもみ合い、多少、
仕掛け的な買いも入り、13,500手前まで上昇する
場面がありましたが、今日もここまでで13,500円越え
にはなりませんでした。後場もやや伸び悩み
13,398(+252)で終了です。

新興3市場、直近IPOはまちまち。本日もそれほど
目立った動きはなさそうな感じがします。

再び、ここ最近のレンジの上限まできましたね...。
ここから先はパワーが必要そうですね、ただ、下値も
固くなってきている気もします。
ひとまず、NYはちょい下げてスタートしています。
昨日は急騰したので少し調整があるのかもしれませんね...。
ちょっと忙しいので今日はこのくらいですみません。

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JPモルガン決算は市場予想とほぼ一致も指数は上昇。

米銀大手のJPモルガン・チェースの1~3月期の決算は、
純利益が前年同期比50%減益。サブプライム関連の証券化
商品などへの投資が少なく、黒字は確保。サブプライム関連
などで評価損と貸倒引当金で51億ドル(約5160億円)を計上。

金利や手数料収入の合計である純収入は11%減少。M&Aや
証券化ビジネスの不振で主力の投資銀行部門が半減。ただ、
信用不安に伴う預金増で個人向け金融サービスは増収です。

1株利益は市場予想とほぼ一致でしたが、業績悪化懸念が
やや後退して買いが集まり、指数は上げ幅を広げています。
NYダウは、100ドル近く上げてスタートしたあとも、
上げ幅を拡大し、NY時間12:30の時点で200ドル以上の
上昇。Nasdaqも30ポイント強の上昇でスタートしたあと、
NY時間12:30の時点では、50ポイント以上に上げ幅を
拡大しています。

CME Globexの日経先物は、13,405(+350)近辺での推移です。

為替のほうは、ユーロ圏CPI上振れで、円高に進む場面も
ありましたが、現時点では円安方向に流れが変わった
感じです。

JPモルガン・チェース決算(抜粋)

純収入 169億ドル(前年同期比11%減少)
純利益 23億7000万ドル(前年同期 47億 9000万ドル)
1株利益 68セント(前年同期 1.34ドル)
株主資本利益率(ROE) 8%(前年同期 17%)

<追記>
NY Dow 12,619(+256)、Nasdaq 2,350(+64) で終了でした。

株ブログ
 

2008年4月16日水曜日

日経平均は続伸も、買い一巡後はやや様子見。

本日の日経平均は、前日のNY高およびインテルの予想を上回る決算を好感して、朝から大幅な買い気配でスタート。日経平均の初値は、13,130(+140)で始まり、前場は買い戻しの買いなども入り、一時、13,200を上回る展開。ただ、買い一巡後は、上値も重くなり、もみ合いの
動きで、13,146(+155)で終了です。
日経平均のチャートをつけておきます。

今後も米国で決算が本格化することを控え、後場は様子見
ムードが強く、ほとんど動きがありませんでした。

インテル関連では、イビデンが一時S高となり、新光電工も
大幅高となっています。半導体関連のSUMCO、東京エレク
なども大きく上昇しています。
今日は比較的幅広い銘柄に買いが入り、昨日に引き続き
鉄鋼や金融セクターも続伸の動きでした。

新興三市場もそろって続伸。ただ、あまり盛り上がって
いる雰囲気はなく、前日比ちょいプラス圏でもみあって
いる感じです。

直近IPOは、朝高く始まる銘柄が多かったのですが、
その後は、一部の銘柄を除いてはやや軟調な銘柄が
目立ちます。

日経先物の動きは上値も重かったですが、売りも限定的
でした。チャートは、三角持合いを形成している感じです。
上に向かいそうな気がするのですが、どっちに動くのか
判断が難しいですね...。

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ユーロ圏CPI(消費者物価指数)上振れで、ユーロ/ドルは最高値更新。

ユーロ圏の3月CPI(消費者物価指数)は前月比+1.0%、
前年比+3.6%と事前予想を上回る強い結果です。
ユーロ圏のインフレ率の上振れにより、ユーロは続伸。
ユーロ/ドルは、史上最高値の1.5915ドルを超えて
最高値を更新の動きです。
現時点(19:00)時点で、ユーロ/ドルは1.5940ドル近辺
での推移。一時、1.5960を超えてきました。
ユーロ/円も続伸し、161.20近辺での動きになっています。

ユーロ/ドルは、しばらく1.5900ドルあたりで頭を打って
いましたが、再び高値を更新してきましたね...。
ひとまず、為替のほうで大きな動きだったのでメモとして
残しておきます。

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米主要企業決算発表予定(2008年4月)

相場のほうは、しばらくは米主要企業の決算発表に
左右されることがありそうなので決算発表予定を
まとめてみます。ひとまず今週分を入れています。
残りは後ほど追記いたします。

米主要企業決算発表予定(2008年4月)

決算発表予定日企業名(Ticker)
2008/04/11General Electric (GE)
2008/04/15Intel Corp (INTC)
2008/04/16JPMorgan Chase (JPM)
IBM (IBM)
eBay Inc (EBAY)
2008/04/17Merrill Lynch (MER)
Advanced Micro Devices (AMD)
Google (GOOG)
2008/04/18Citigroup (C)
Honeywell (HON)
Caterpillar (CAT)
2008/04/21Bank of America (BAC)
Texas Instruments (TXN)
Juniper Networks (JNPR)
2008/04/22AT&T (T)
McDonald's (MCD)
American Express (AXP)
Yahoo! (YHOO)
Amazon.Com (AMZN)
2008/04/23Apple (AAPL)
QUALCOMM (QCOM)
EMC (EMC)
2008/04/24Microsoft (MSFT)
United States Steel (X)
Sun Microsystems (JAVA)
2008/04/25 Ford Motor (F)
2008/04/28 Verizon Communications (VZ)
2008/04/29 Corning (GLW)
US Steel (X)
Countrywide Financial (CFC)
2008/04/30 Time Warner (TWX)
2008/05/01 Exxon Mobil (XOM)
Sun Microsystems (JAVA)
General Motors (GM)
2008/05/02 Chevron (CVX)


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米インテルの決算は市場予想上回る。

米半導体大手インテルが米東部時間15日夕に発表した
1―3月期決算が市場予想上回ったみたいです。

今朝の時点で、CME Globexは、NSDQ100 1821.00(+2425)と
大幅上昇。これを受けて日経平均も大幅続伸でスタート。
初値は13,130(+150)で、やや上値重い感じでしたが、
その後も堅調推移しています。
相場の詳細は、また後ほど行います。

米インテル 1―3月期決算概要

売上高 96億 7300万ドル(市場予想 96億2903万ドル)
売上高見通し 90億―96億ドル(市場予想 92億3456万ドル)
1株利益 0.25ドル(市場予想 0.25ドル)
粗利益率 53.8%(市場予想 54.19%)

日経ネット記事
米インテルの1-3月期、売上高が市場予想上回る


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2008年4月15日火曜日

日経平均は小幅反発。直近IPOはまちまちの動き。

本日の日経平均は、小幅反発。前場に軟調な場面もありましたが、売りも限定的で切り返し、13,000円を回復。後場はあまり値動きなくもみ合い。引けにやや売られて、12,990(+73)で終了です。前日のNYもあまり値動きなく、日経平均も大きな動きは見られませんでした。
日経平均のチャートをつけておきます。

鉄鋼、銀行、証券などの金融セクターは、朝安後に切り
返ししっかりの展開。原油高を受けて石油関連も上昇
しています。ドイツ銀行の格上げがあった、商社も
朝からしっかりの動きでした。

新興市場はまちまち、それほど目立った動きはなく
もみ合いの動きです。

直近IPOもまちまち。昨日、大きく上昇した、
テックファーム、アクセルマークは反落し大きく
下げています。昨日、S高のアールテックは、
朝から買われ、今日は90万後半で空中戦が見られ、
一時100万にタッチしましたが、その後は買いが
続かず、後場は95万前後でもみあっていましたが、
引け近くに売られ反落。82,6000(-84,000)で終了
です。

今日も全般的にもみ合いの銘柄が多く、あまり
やれることがなかったですね...。
今晩は、インテルの決算があります。動きがでるか
注目したいですね...。

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2008年4月14日月曜日

日経平均は大幅反落。直近IPOの一角は大幅上昇。

今日は後場、相場のほうは見れませんでしたが少し
書いておきます。

本日の日経平均は、先週末のNYの大幅下落を受けて
大幅反落でスタート。ただ、朝方売られたあとは、
売りも買いも限定的で、仕掛ける動きはあまりなく、
小動き継続だったみたいです。出来高も薄く、全日商い
では今年最低です。12917(-406, -3%)で終了です。

金曜日の上昇がちょっと強引だった感じがするので
この下げもしょうがないですかね...。
ただ、売りも多くなさそうなので、ここからの下げも
限定的な気がします。この辺りで少しもみ合いですかね...?

新興3市場もそろって反落でしたが、先週末あまり
反発していなかったせいか、下げも限定的でした。

これだけ1部が薄商いだと、やはり直近IPOでしょうか、
テックファーム、アクセルマークあたりは予想以上に
上昇してくれています...。
ビリングシステムは、公開株数は少なかったのですが、
VC持ち分が多かったためか、あまり攻められず
最後は反落でした。

びっくりなのはアールテック・ウエノですよね...。
今日も朝から買い気配で、前場早々にS高に張り付きです。
それにしても売りが出ないですよね...。わずか200株程度の
商いでS高です。浮動株は、ほぼすべて押さえられて
いるんですかね?
小心者なので、手出しできませんが、しばらく見学してみます...。

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G7共同声明(抜粋)。ユーロ/ドルに仕掛け的な動きも限定的。

週末にG7共同声明が発表され「急激な為替変動を懸念する」との
内容があり、朝方仕掛け的な動きがあり、一時、ユーロ/ドルで
ドル買いが進み1.57ドル近辺までいきましたが、買いは続かず
再びドル安に戻っています。欧州時間でも少しドル高に振れる
場面がありましたが、こちらも限定的。再びドル安が進行し
21:00時点では、1.58ドルを回復し、1.5860近辺までドル安が
進んでいます。ドル/円も同様な動きで101円を回復する場面が
ありましたが、21:00時点では、100円40銭近辺までドル安が
進行しています。
G7では、協調介入などの突っ込んだ話はなく、米国はドル安を
やや容認の雰囲気があったみたいです、為替にはあまり効果は
ないんですかね...。

これからNY時間になってきます。流れは変わわるのか
少し注視してみます。

ひとまず、G7共同声明の内容をまとめておきます。

●G7共同声明(抜粋)

・世界経済は引き続き困難な時期に直面している。
 → 短期的な世界経済見通しは悪化
 → 長期的には回復力を有していると確信している

・景気見通しに対する下方リスクが残存している
 → 米国住宅市場の低迷や国際金融市場の緊張状態
 → 原油や一次産品の価格高騰によるインフレ圧力

・国際金融市場の混乱は長引いている
 → リスク開示を改善し、資本増強する金融機関の努力を歓迎

・強固で安定した国際金融システムが共通利益である
 → 主要通貨において時として急激な変動は懸念している
 → 為替市場をよく注視し、適切に協力する
 → 人民元の柔軟性を向上させるとの中国の方針を歓迎している
 → 人民元の実効為替レートのより速いペースでの上昇を促す

・FSFの以下の勧告を2008年末までに実施することを支持する
 → 資本、流動性、リスク管理についての健全性監督強化
 → 透明性や価格評価の向上
 → 格付けの役割や利用法の変化
 → リスクに対する当局の対応の強化
 → 金融システム危機への対応強化

・IMF改革に関する顕著な進展を支持
 → 年間1億ドルの歳出削減を含む、財政への進捗を歓迎
 → 低所得国の発言力を増大させつつ、新興市場国の比重を拡大

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2008年4月13日日曜日

アールテック・ウエノは好発進。先週のまとめ。

先週は、医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける
アールテック・ウエノが公開されました。
公開当日は、全体が軟調な地合いの中、資金が集中
するかたちとなり、事前予想を上回る大幅な上昇での
初値になっています。
その後の動きは、初日はS高、2日目はS安、
3日目はS高とかなり激しい動きになっています。
売り買いともにかなり板が薄い感じでしたので、
しばらくは、上下によく動きそうですね...。

先々週まで短期資金を集め賑わっていた。アクセル
マーク、テックファーム、ビリングシステムあたりは
先週はやや一服。出来高も減ってきていますが、
だいぶ落ち着いてきています。あまり大きくとれない
かもしれませんが、押し目があれば参加してみても
いいかもしれませんね...。

公募価格割れで発進した、TAIYO、オーシャンシステムは
じりじりと反発し、先週は公募価格を上回ってきて
います。3月前半までは、この手の銘柄も全く買われない
感じでしたが、だいぶ相場環境も良くなってきた感じ
ですね...。新規公開も落ち着き、米国のVISAも公開が
済んだので、証券会社も多少、手を入れてきてくれて
いるのかもしれませんね...?
公開後に人気なく割安放置されている銘柄もいくつか
あります。このあたりにも見直し買いが入ってくれると
いいですね...。

先週は、「東証、証券会社に上場申請企業の審査、適切化促す
という記事がでていました。新規株式公開(IPO)企業の
適格性をきちんと審査しているかを調べる新たな考査を
始める。営業部門の意向に左右されずに審査しているか
などを検証。問題があれば審査体制の見直しや、上場審査の
やり直しなどを求める。 ...だそうです。
今後もIPOは、減ってくるみたいですね...。

●今週の新規公開記録

3/25 4573 アールテック・ウエノ (HC:医薬品)
→ 眼科及び皮膚科等の局所疾患を中心とする医薬品の研究開発、
  製造、販売プロモーション及び医薬品の研究開発支援サービス。
→ 710,000 (公募比 +42%)で好発進。
→ 初値時の出来高は、1,334 (公開株比 1.1倍, 9.4億円)

昨晩、ブログの模様替えしてみました。あまりセンスよく
ないかも知れませんが、もう少し使い勝手を良くしようと
思っています。少しずつブログの内容を充実させていく
つもりです...。

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2008年4月12日土曜日

日経平均大幅反発もNYは大幅反落で終了。今週のまとめ。

今週の日経平均は、先週の流れを引き継ぎ月曜日は
続伸でスタート。13,500円まであと少しのところまで
いきました。その後は、様子見が強まり軟調な展開。
木曜日には、13,000円割れまで売られています。
最後は、反発して13,323円で終了です。

NYのほうはは、GEの決算が嫌気され、週末は大きく
反落し、NYダウ 12,325(-256)、Nasdaq 2,290(-61)で
終了しています。CME日経先物は、13,055円で終了。
ずいぶん、売られましたね...。来週はひとまず、
軟調スタートになりそうですね...。

外国人の日本株・中長期債の売越額、3月は過去最高に
というニュースが出ていました。外国人による日本株と
債権の売越額が合計2兆9240億円になったみたいです。
ただ、3/30-4/5(週次ベース)では、外国人の売買動向は
4899億円の買い越しと7週ぶりに資金流入に転じています。
ひとまず、外国人の売りも峠を越したのかもしれませんね...。

4/11の先物の手口情報を見ると、買い越しでは、カリヨン 4160枚、
Cスイス 2337枚、UBS 1622枚、ゴールドマン 1473枚
あたりです。先週、大幅高を演じていた時も、同じような
手口だったような気がします。金曜日の先物への買いの
入り方も、同じような感じでした...。

外国人の売り圧力も減り、薄商いになってきたので、
上下にブレやすく、先物を使って、値幅を作っている
感じがします。来週も引き続き、決算などの外部要因を
にらみながら上下に大きく振られそうですね...。

IPO関連のまとめは明日行うと思います。

IPOブログ ← こちらもぜひ見ていってください...。
 

2008年4月11日金曜日

米GEの決算が市場予想を下回る。

米GE(ゼネラルエレクトリック)の第1四半期決算が、
EPS(1株利益)が44セントと、市場予想の51セントを
下回る低調な結果になったみたいです。

これを受けて、堅調に推移していた欧州株も一気に
反落。102円近辺で推移していたドル/円も101円近辺まで
円高が進んでいます。NYダウは、100ドル以上下げての
スタートでした。

かなり相場が動いた材料でしたので、一応メモとして残して
おきます。このあと、どう動くか分かりませんが、
やはり今後でてくる決算も注視しておいたほうが
よさそうですね...。

ひとまず、日経ネットの記事もつけておきます。

<日経ネット記事抜粋>
米GE、1―3月期純利益5.8%減・9四半期ぶり減益
米ゼネラル・エレクトリック(GE)が11日発表した
2008年1―3月期決算は、純利益が43億ドル(約4300億円)
と前年同期比で5.8%減少した。米金融市場の信用縮小を
背景に金融事業が大幅減益となり、全体では05年10―12月
期以来、9四半期ぶりの減益となった。
同社は08年通期の1株利益の見通しを従来の2.42ドルから
2.20―2.30ドルに引き下げた。
08年1―3月期の売上高は422億ドルと同8%増加した。全体の
4割を占めるインフラ事業の好調が増収をけん引したものの、
利益面では金融事業が個人向け、法人向けの双方で苦戦した。


<追記>
NYは、終日軟調な展開で大きく反落でした。
NY Dow 12,325(-256)、Nasdaq 2,290(-61) で終了しています。
為替のほうは、あまり動きなくNYの時間帯では101円近辺で
の動きで、109.92-96あたりで終了しています。

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2008年4月10日木曜日

日経平均は続落で13,000円割れ、IPOの一角は反発の動き。

今日も1日忙しく相場のほうは見ていませんが、
メモだけ残しておきます。
4月は仕事のほうは暇になるかと思っていましたが、
皆さん暇な方が多く、ちょっとしたことで呼び出されて
しまい困っています...。

昨晩のNYは、原油在庫が事前の予想以上に減少したことを
受けて原油価格が一時112ドル台に乗せ史上最高値を更新。
再び高値を更新です。いい加減、原油価格は下がってほしい
ですよね...。株式市場のほうは、続落でした。

本日の日経平均のほうは、続落。朝から売られすぐに13,000円
割れに突入。前場、引けにかけて少し戻しましたが、後場は
引けにかけて売られ、12,945(-166)で終了です。

新興三市場のほうもそろって続落。ただ、J-Stock指数は、
かなり反発。1,451(+44,+3.1%)も上昇しています。
楽天、ヤフーあたりが反発の動きになっているみたいです。
ヤフー関連のニュースは今日もいくつかでているみたい
でした。後ほど時間があったらまとめてみます。

直近IPOの一角は反発、アクセルマーク、ビリングシステム
あたりは、昨日まで大きく売られていたので、今日は
下げたあと、反発しています。セブン銀行も5%強の上げです。
直近IPOのほうも出来高減ってきていますが、がんばって
いる銘柄も散見されます。うまく乗れれば、少しは利益を
出せるかもしれないですね...。

明日がミニSQなので、今日は全体的にやや様子見だった
感じですね...。

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白川日銀総裁 記者会見内容(抜粋)

あまり相場に影響ないと思いますが、日銀総裁の
記者会見なのでいちおうメモしておきます。

・日本の景気は減速していると判断。
 → エネルギー・原材料高の影響などから

・先行きについては当面減速が続く
 → 世界経済は全体として拡大を続けている
 → 米国経済を中心に下振れリスクが高まっている
 → 株式市場や為替市場は引き続き、振れの大きな状況にある

・日本の輸出
 → 米国向けは弱めな動きが続いている
 → エマージング諸国や産油国など幅広い地域に向けて増加
 → 海外経済が減速しつつも拡大する下で、増加を続けていく

・国内の民間需要
 → 企業収益は高水準ながら伸び悩んでいる
 → 企業の景況感もこのところ慎重化
 → 設備投資は増勢が鈍化している
 → 雇用者所得は緩やかな増加
 → 個人消費は底堅く推移している
 → 住宅投資は回復に向けた動きがみられる
 → 物価は当面上昇を続ける可能性が高い

金融政策などについての質疑応答もありましたが、
方向性が分かるようなな明確な回答はなく、
よくわからない内容なので省略します...。
あまり意味なかったですね、すみません...。

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2008年4月9日水曜日

アールテック・ウエノ 公開日記録

本日、4573 アールテック・ウエノ(HC:医薬品)が公開されました。初値 71万円 (10:40, 公募比 +42%)で公募価格を大幅に上回っての発進です。初値全株一致時の出来高は、1,334 (公開株比 55%, 9.4億円)でした。予想以上に買いが集まっています...。今日は、全体が軟調な推移だったので手がけやすい銘柄があまりなく、資金が集まったんでしょうか...?

取引開始直後の公募価格50万円での気配は、売り430枚、
買い1470枚程度でした。ただ、大幅な買い気配で始まる
ことが分かると徐々に買い板が厚くなっていきます。
朝方の気配値だった60万あたりを過ぎても買い板は
減らず、2000枚を超える状態になり、売り板も1000枚を
越えてきましたが、寄る気配はなしでした。

このままどこまで行くんだろうと思っていたら、気配値が
70万を超えると、71万で寄付き初値を形成。71万での
指値が多かったみたいで、71万に600枚以上の買い板を
残していました。

寄りついてからは、売り板も少なく一気にストップ高まで
いき前場は終了。後場、地合いの悪化でストップ高を外れる
場面がかなりありましたが、売り板が少ない中で戻り、
引けはストップ高で終了です。

売りがあまり出ない中、控えている買いがある感じで、
想像以上に強い動きでした。新興市場がかなり下げて
いましたが、大きく崩れることはありませんでした。
新規承認がでてきませんが、今後のIPOにも期待でき
そうですね...。


アールテック・ウエノ(HC:医薬品)  公開日記録

初値 710,000 (10:40, 公募比 +42%)
高値 810,000 (10:45) ← ストップ高
安値 710,000 (10:40)
終値 810,000 ← ストップ高
出来高 2,749 (公開株比 53%)
VW 750,012
初値出来高 1,334 (公開株比 1.1倍, 9.4億円)

IPOブログ ← アールテックの情報が他にもでてます...。
 

FOMC議事録 抜粋

昨日、発表されたFOMC議事録の抜粋です。
折込済みなのでしょうか、相場のほうは一時的に
少し動きましたがそれぼど影響はなかった感じです。
ひとまず、メモとして残しておきます。

・貸し渋りが消費を抑制
・経済はより深刻となる可能性(一部のメンバ)
・経済の見通しは顕著に弱化、下方リスクが高まる
・雇用の連続減少が労働者の不安を煽る など

<追記>
・2008年の前半の経済活動は縮小する恐れがあると判断
→ 年前半のマイナス成長を予測する声が広がっている

・住宅の値下がりや金融市場の緊張
→ 景気の下振れが深刻化し、長引くリスク

・経済活動と短期のインフレ予測の悪化を確認した
→ 金融市場の弱体化、融資条件の引き締め
→ 原油など商品価格の上昇
→ 住宅部門の大幅な落ち込み

・インフレと景気後退の懸念が同時に高まり
→ 政策の調整が難しい

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2008年4月8日火曜日

米主要企業の業績に対する警戒感もあり、日経平均反落。

米非鉄大手アルコアの減益決算発表、米半導体大手AMDの市場予想を下回る売上高見通しにより主要企業の業績に対する警戒感。今朝の非公式外資系注文動向の大幅な売り越しなどもあり、日経平均は反落。引けは、13,250(-199)です。
今日も日経平均のチャートをつけておきます。

今日は目立った買い材料もなく、賑わっているセクターも
見当たらない状況でした。昨日まで、3/7の安値から1700円
の上昇を演じていましたので、今日はやや調整ムードで
何もすることもできず、眠たくなりそうでした...。

米決算発表に左右されそうですが、明日以降も少し調整
ありそうな雰囲気ですね。

新興3市場もそろって反落。昨日、賑わっていたネット
関連も今日は軟調な銘柄が目立ちました。
直近IPOはまちまち、上げてる銘柄もありますが、
やや狙いずらい感じですよね...。

明日は、4573 アールテック・ウエノ(HC:医薬品)の公開日です。
F社予想は、50万円でした。ひとまず、参加はしないとは
思いますが、注目はしてみます。

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グリーンスパン前FRB議長 発言

グリーンスパンさんは、最近、弱気な発言が多いですね...。
ちょっと気になったので、ひとまずメモとして残しておきます。

8日 ドイツ銀行主催のフォーラムで衛星を通じての発言。

「現在の信用危機は過去50年で最悪のレベル」など
→ 為替はユーロ買い誘発ストップロスを巻き込む動きに


6日 スペインの有力紙、エルバイス紙での発言。

「米国の1-3月期成長率はゼロ%となる見通し」
「米国の景気後退の確率は50%を超える」など

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2008年4月7日月曜日

原料炭の価格決定で石油・石炭、商社が牽引し日経平均反発。

今日は午後から仕事が忙しく後場は、相場のほうは見ていませんが、少し時間ができたのでメモを残しておきます。いちおう日経平均のチャートも付けておきます。

米雇用統計の発表(8万人減)を受けて朝方は売りが
先行してスタート。ただ、下げ幅は限定的で、為替も
円安基調で推移したため、日経平均は徐々に反発の動き。
後場も上げ幅を広げて、13,450(+157)で終了です。

日経新聞が「新日鉄(5401)は豪英系資源大手BHP
ビリトンと2008年度の鉄鋼原料用石炭(原料炭)の価格を
2007年度に比べ約3倍に引き上げることで合意する
見通しとなった」と報じていたみたいです。

全体的にもみ合っている銘柄が多くみられますが、
このニュースで、石油・石炭が上昇しています。
また、資源権益を多く持つ商社株にも買いが入って
日経平均を牽引している感じです。

あと、昨日書いたマイクロソフトのヤフーへの買収提案も
再び、材料視されたみたいでヤフー、ソフトバンクも
大きく上昇しています。また、ネット関連銘柄もつれ高
しているみたいです。ヤフーは、マイクロソフトに買収価格
上げ要求を再び行ったようです。後ほど、昨日の記事に
追記いたします。

ネット関連の上昇で、新興3市場とも指数は反発しています。
直近IPOは、やや元気なし。軟調な銘柄が目立ちます。

景気後退は織り込まれたのでしょうか...? 強い動きですね。
それとも、下落相場の中の目先戻りでしょうか?判断迷いますね。
ここまでくると何を狙っていいのか難しいですよね...。
ひとまずは、日々のニュースをチェックして飛び乗る
感じでしょうか...。

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英欧中銀会合、G7、米決算発表にらみ神経質。相場見通し。

今週は、難しい相場が続きそうですね...。
相場見通しで、よさそうな記事を見つけましたので
ピックアップしてみました。

<抜粋記事>
7日東京外為市場ではドル/円、クロス円で円高が一服。
先週末のNY市場では雇用統計が記録的な悪化を示し、
改めて米国のリセッションリスクや30日FOMCでの0.5%と
いう大幅利下げ観測が広がったことからドル安・円高と、
クロス円でも「リスク回避」による円高・外貨安が広がった。
週明け7日早朝はシカゴ先物市場で米国株が下げ止まって
いることもあり、とりあえず円高の流れは一服している。
基本的に金融不安が一服していることも、急激な円高リスク
を減退させている。

7日の外為市場では、米経済への懸念による日本株の下落
リスクや商品上昇、7日から本格化する米国企業の1-3月期
決算発表への警戒、30日米FOMCでの大幅利下げ観測--など
から、根強いドルの戻り売りが想定されている。
一方で今週は10日に英国と欧州の中銀会合が予定。まず英国
では利下げが予想されており、ポンド/ドルでのドル高、
ポンド/円での円高が撹乱要因に。
一方で欧州はインフレ警戒による現行金利の長期化が示される
可能性が高い。それでも会合前のポジション調整によるユーロ
売りや、総裁会見でのドル高・ユーロ安牽制のリスクなどが、
ユーロ/ドルでのドルの下支え要因として注視されている。

さらに今週末には11日にワシントンでG7が控える。G7前後での
各国要人によるユーロ高・ドル安への牽制発言リスクがドルを
下支えるほか、G7での為替安定化協調の可能性がドルの下値
リスク抑制、金融市場の安定化協調の可能性が円高圧力の抑制
要因として注視されている。

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2008年4月6日日曜日

マイクロソフト VS ヤフー。

相場に影響なさそうですが、また、動きがあったみたいです...。
委任状獲得合戦(プロクシーファイト)までいくんですかね...?

MSバルマー氏いわく「(プロクシーファイトになれば)ヤフーの
企業価値に好ましくない影響を与えるだろう」とのことです。

今後のM&Aの参考になるかもしれないので、いちおう
メモとして残しておきます。

<--- asahi.comより記事抜粋 --->
マイクロソフトがヤフー脅す「猶予は3週間」
米マイクロソフトは5日、米ヤフーへの買収提案に関し、
ヤフー取締役会にスティーブ・バルマー最高経営責任者名で
書簡を送ったと発表した。買収提案に同意するよう
再度求めた上で、今後3週間以内に合意できない場合は、
ヤフー取締役の刷新に向けて候補者名簿を示し、株主の
委任状争奪戦を始めざるをえない、としている。
ヤフーの株主にマイクロソフトの考えを直接主張せざる
をえない、と強く警告した。
<--- asahi.comより記事抜粋 ここまで--->

もうひとつ記事がありました。
こっちは、相場に少しは影響あるかもしれないですね...。

<--- 日経ネットより記事抜粋 --->
米マイクロソフト、ヤフー買収価格下げか
米マイクロソフト(MS)によるヤフー買収提案について、
欧米メディアは4日、「MSが買収価格の見直しを進めている」
と報じた。米景気の冷え込みなど経営環境の悪化で、ヤフーの
企業価値が下がった可能性があるためという。
<--- 日経ネットより記事抜粋 ここまで --->

(4/7の追記です)

まだまだ続きそうですね...。

<--- 日経ネットより記事抜粋 --->
ヤフー、マイクロソフトに買収価格上げ要求
ロイター通信などの報道によると、ヤフーは書簡で、
MSとの買収交渉そのものには反対しないものの、
1株31ドルとしている価格を引き上げることが前提との
立場を示す。MSが5日にヤフーに送付した書簡で
指摘した「ヤフーの業績が悪化している」との認識にも
反論するという。
<--- 日経ネットより記事抜粋 ここまで --->

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今週はアールテック・ウエノが公開。直近IPOはやや一服。

先週頭まで賑わっていた、直近IPOも週後半は
やや一服でした。さすがにここまで上がると上値を
追う買いもなかなかついてこない感じでした。
日経平均の暴騰で、資金が1部にシフトしてしまい、
出来高も減少ぎみです。ここから直近IPOに参戦
するのは、ちょっと勇気がいりそうですね...。

今週は4/9にアールテック・ウエノが公開されます。
4月唯一のIPOで、今後の予定もないので注目されそう
ですが、初値はどうでしょう...?
公募価格の50万円近辺で、落ち着きそうな気がしますが、
なかなか読みずらい銘柄ですよね...。

●今週の公開スケジュール

4/9 4573 アールテック・ウエノ (HC:医薬品)
→ 眼科及び皮膚科等の医薬品の研究開発、製造、販売。
→ 1株単位。公開規模は12億円前後。


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2008年4月5日土曜日

タタ自動車 概要

今週のIPO関連の一番の話題は、タタ自動車なので少しまとめてみました。日本では、10万ルピー(約28万円)の小型自動車の話題が多かったですが、主力は商用車(バス・トラック)部門だったんですね...。
最近では、買収、提携なども多いですね。
写真は、噂の小型自動車の「ナノ」です。

上場するのは東証のJDR(日本預託証券)で、
上場されれば第1号案件になるみたいです。
JDRは、ADRの日本版みたいなものらしいです。

タタ自動車(Tata Motors Limited) 7月頃 東証JDR上場予定

インド最大の財閥タタグループの自動車会社。
1945年設立で本社はムンバイ。
商用車(バス・トラック)部門は世界5位の規模を誇る。
インド国内では商用車のシェアの60%を持っている。
乗用車分野への進出は後発ながらインド国内第2位。

2004年にニューヨークADRへ上場。
2006年の単体売上高は2060億2千万ルピー(約6千億円)
2007年の単体売上高は72億ドル(約8千億円)。
2007年の時価総額は約8千億円(2008年3月現在)。
従業員数は2万2000人。

・2004年 韓国で2番目に大きな大宇のトラック部門を買収
・2005年 イギリスに技術センターを設立
・2005年 スペインのバスメーカー「ヒスパノ・カルセラ」の株式取得
・2006年 ブラジルのバスメーカー『マルコポーロ』と提携
・2006年 イタリアのフィアットと提携しジョイントベンチャー設立
・2008年 フォードからジャガーとランドローバーを買収


●関連リンク
タタ自動車ホームページ(英文)
NYSE Tata Motors Limited(TTM)
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2008年4月4日金曜日

今晩は雇用統計です。株もFXもやや動きずらいですね...。

今晩(21:30)は雇用統計の発表があります。大きく相場が動きやすい
指標なので、昨日の米市場も雇用統計を控えて様子見で動きがあまり
なかったですね。日本市場も前場は見ている限りでは、様子見な感じ
ですね...。直近IPOのほうは、全体様子見なので少し動いています。

昨日は、雇用統計に関係しそうな新規失業保険申請件数が40.7万件で
事前予想の36.6万件を上回ったため、ドル/円は103円を狙う動きから、
102円近辺まで円高に振れています。

雇用統計のエコノミスト予想中央値は4万8000人減くらいみたいです。
先日、発表された3月のADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数は
8000人増加でした。

●前日からのドルの強弱材料。

<ドル高材料>
・金融不安の後退
・米ISM非製造業景況指数の上振れ
・原油価格の伸び悩み
・ユーロ圏の小売統計悪化
・11日G7に向けたドル安・ユーロ高牽制の高まり

<ドル安材料>
・米国の週間・失業保険新規申請件数の悪化
・米国の消費者ローン延滞率の大幅上昇
・30日FOMCでの0.5%という大幅利下げ観測の再燃
・投機的なドル売りポジションの整理進展
・来週から本格化する米国企業の10-12月期決算発表の悪化警戒
・金相場の反発


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2008年4月3日木曜日

日経平均は大幅続伸、為替は1ドル103円を狙う動き。

今日は午後外出していましたので、相場のほうは前場のみしか見ていませんが、少し書いておきます。日経平均は、今日も大幅に続伸。終値13,389(+200)です。これで3日続伸。3日間の上げ幅は、864円です...。

前場だけ見ていましたが、なかなか下げない動きでした
ので、後場は売り方の巻き戻しが入ったんですかね...?
後場に入って急伸の動きです。今日も日経平均のチャートを
つけておきます。

昨日の不動産業の急伸も、ショートカバーを狙った
踏み上げ的な要素があった感じですよね...。
信用買い残がかなり整理されてきている感じです。
最近の相場は、やや需給相場のような感じなので、
空売りの溜まっている銘柄をさがして狙ってみるのも
いいかもしれないですね...。

今日も東証1部のほうに資金が回っている感じで、
新興市場のほうは、あまり目立った動きがないような
感じですよね、ひとまず新興3市場とも続伸していますが、
ちょいあがっているだけでほぼ横這いの動きです。

直近IPOのほうも同様に、資金が入らず。引けに
かけて売られている銘柄が目立ちます。
ちょっと心配ですね...。

為替のほうは、1ドル103円に迫る動き...。
と思って書いていたら、書いているうちに、
クロス円でかなり円高に振れています。ドル/円も
やや円高に振れてきました。何かあったんですかね...?
ひとまず、米ドル安はやや一服した感じですよね。


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バーナンキFRB議長の米上下両院委員会での証言(抜粋)です。

相場にはあまり影響がない感じですが、今後の参考のため
いちおうメモとして残しておきます。

●バーナンキFRB議長、米上下両院合同経済委員会での証言(抜粋)

・米国経済は上期にやや縮小する可能性がある。
・ベアースターンズの破綻は大混乱の恐れがあった。
・ベアースターンズはFRBに会社更生法適用申請の意向を伝達した。
・金融と財政政策が今年下期に成長をサポートする。
・インフレ懸念は残るものの先行き落ち着く見通し。
・今後数四半期にかけて住宅建設は一段と落ち込むだろう。
・米国経済は09年に潜在成長率に復帰へ。
・海外の成長予測はやや後退してきた。
・金融機関により一層の資本増強を要請している。
・ヘッジファンドの破綻に伴う大幅な損失は想定していない。
・利下げは明らかに住宅ローンの借り換え問題を軽減させている。
・米経済が景気後退入りすると明言するのは時期尚早。
・景気後退の可能性はある。


インド大手タタ自動車が東証に上場? → 記事はこちらです。

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2008年4月2日水曜日

日経平均は大幅続伸、銀行・証券・不動産が値を飛ばす。

昨日のNYの大幅続伸を受け、日経平均は大幅続伸でした。終値は、13,188(+532, +4.2%)の上昇です。びっくりですね...。スイス大手銀UBSが大幅増資の発表で、欧米株が上昇。日本市場も、銀行・証券が大きく上昇しています。今日も日経平均のチャートをつけておきます。

銀行・証券は分かるのですが、今日もっとも上昇したのは
不動産業でした。業種別指数は、1,355(+119)でなんと
前日比 +9.6%も上がっています...。何かあるんですかね...?
ちょっと調査不足でよく分かっていません。分かる方いたら
教えてください...。

新興市場のほうも今日は、不動産関連の一角が堅調でした。
ダヴィンチ、アセットマネージャあたりはS高まで買われ
ています。日経平均、TOPIXほど上昇していませんが、
新興3市場がそろって上昇しています。

直近IPOのほうは、朝高後はやや下げてもみ合う感じの
動きの銘柄が多かったです。これだけ全体が上がっていた
ので資金の入りもやや減少した感じです。私もさすがに
今日は、銀行・証券・不動産あたりの銘柄と先物を中心に
見てしまいました...。
テックファームだけは、今日も資金が入っている感じで、
引け近くにも買いが入り、大きく続伸していました。

欧米のほうは、中央銀行、政府の本気度が高そうなので、
以前の政府系ファンドではなく、米国の金融機関も群がり
始めてきた感じですね...。
米国の景気後退よりも、最近は日本の景気後退のほうが
心配な気がします...。


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金融不安が和らぎNYは大幅続伸、為替は円安進み102円台へ。

今日(昨日かな?)は、欧州、NYともに大幅高で終了です。CME225先物は、現時点で13,200を超える水準で推移しています。為替も円安が進み一時102円台にのせる動きでした。ひとまずNY Dowのチャートをつけておきます。

各国の指標
NY Dow 12,645 (+391, +3.1%)
Nasdaq 2,362 (+83, +3.6%)
英FT100 5,852 (+150, +2.6%)
独DAX 6,720 (+185, +2.8%)

大幅上昇の主な理由は、
・スイス大手銀UBSが大幅増資を発表
・重要先行指標であるISM製造業景況指数が予想を上回る
・米リーマン、増資40億ドルに・30億ドルから上積み

あたりでしょうか...。

UBSのほうはこんな感じです。

(asahi.comより記事抜粋)
スイスの金融大手UBSは1日、08年1~3月期に
米低所得者向け(サブプライム)住宅ローン関連の
評価損などが約190億ドル(約1兆9千億円)に上り、
約120億スイスフラン(約1兆2千億円)の当期赤字を
計上する見込みだと発表した。
巨額損失の計上を受け、同社は150億スイスフラン
(約1兆5千億円)の資本増強を行う方針。
JPモルガン、モルガン・スタンレー、BNPパリバ、
ゴールドマン・サックスの欧米金融機関4社が増資を
引き受ける見通しだ。

先日流れたニュース「ゴールドマン試算、サブプライム損失120兆円。」で
下げさせて拾っていたのは、やはり作戦があったんですかね...?

最近は金融不安をあおったり、和らげたりで値幅を稼いで
いるんですかね。これの繰り返しですね...。

今日は、日本時間22:30「バーナンキFRB議長、米上下両院
合同経済委員会で経済見通しについて証言」があります。
今度はどっちなんでしょうかね...?


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2008年4月1日火曜日

アールテック・ウエノは上限価格で決定。直近IPOは賑わう。

今日から新年度相場入りしました。日経平均はひとまず反発の動きで12,656(+130)で終了です。ただ、それぼど強い印象はなく、後場に一段高したあとはもみ合いの動きでした。
本日も日経平均のチャートをつけておきます。

新興市場は、前場に高い場面がありましたが、後場は一転
売られ、やや軟調な印象です。HC指数だけは切り返しちょい
プラスで終了です。

直近IPOは、本日は賑わっていました。アクセルマークを
筆頭に前場は堅調な銘柄が目立ちます。後場もだいぶがんばって
いましたが、地合いがやや悪化し、行ってこいの銘柄も銘柄も
目立ちました。アクセルマークは、引け際に切り返し10%超の
上昇です。昨日、大きく下げたテックファームは、切り返し
S高で終了です。先日から監視を始めたカナルバイオも動きが
あり一時S高です。ただ、この銘柄はやや癖がありますので
狙われる場合は気をつけてください。

アールテック・ウエノは、仮条件上限の50万で公募価格が
決定です。直近IPOには、先週に引き続き資金が流入して
きて物色されている印象です。
アールテック・ウエノの初値はどっちですかね?当選された方は、
悩みそうな展開になってきましたね...。

アールテック・ウエノ初値予想・分析レポート

アールテック・ウエノの当選者がいます。 → IPOブログ

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直近IPO記録
●3624 アクセルマーク 280,000 (+29,000, +11%, V 16299)
●3623 ビリングシステム 210,000 (-3,000, -1.4%, V 9121)
●2175 エス・エム・エス 320,000 (-10,000, -3.0%, V 3291)
●3625 テックファーム 210,000 (+30,000, +16% S高, V 12191)
●4572 カルナバイオ 108,000 (+10,800, +11%, V 4632)

日銀短観 業況判断DIデータのまとめ。

ひとまず、新年度相場は上昇でのスタートでしたね...。
今朝、日銀短観が発表されました。業況判断は、やや落ちてきています。その他の項目はまだあまり見ていませんが、あまり楽観はできないかもしれないですね...。
時間があったら他の項目も調べてみます。

アールテックの抽選結果は? → IPOブログ

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●業況判断DI   ( )内は前回調査時予測)

 2007/12 2008/03 12→03
変化幅 
2008/06
(予測) 
03→06
変化幅 
大企業/製造業  19 11(15) -8 7 -4
大企業/非製造業  16 12(15) -4 13 +1
中堅企業/製造業  10 5(6) -5 -1 -8
中堅業/非製造業  2 -3(-3) -5 -6 -3
中小企業/製造業  2 -6(-3) -8 -9 -3
中小企業/非製造業  -12 -15(-17) -3 -21 -6


ミクシィの笠原社長宛てに要求申入書!

相場には関係ありませんが...。
ちなみにNYは、NY Dow 12,262(+46)、Nasdaq 2,279(+17)で
終了です。さすがに、今日は反発しましたね...。

mixi内のコミュニティ「mixiの規約改定に異を唱える」で、
「mixi利用規約改定に関する要求申入書」をミクシィの
笠原建治社長宛てに郵送で提出したみたいです。
ユーザー138人の賛同。賛同者は引き続き募集中です。
規約改定の件は、まだ続いてるんですね...。

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