2008年6月4日水曜日

バーナンキFRB議長「通貨動向を注意深く監視している」

バーナンキFRB議長は3日の国際通貨会議(IMC)中銀パネル討議に衛星回線を通じて参加、「ドル安は歓迎できない輸入物価高騰を招来する」とし、「FRBと財務省は通貨動向を注意深く監視している」と語り、「成長と物価安定へ向け必要に応じて行動する」と述べた。

この発言を受けて、米ドル高が進行。ドル/円は104.40あたりから105.40あたりまで、ユーロ/ドルは、1.5600あたりから1.5450あたりまで米ドル高が進行。クロス円はあまり動きはなかった感じです。ちょっと気になったのでメモしておきます。

●米FRBバーナンキ議長発言
・政策、長期の成長・物価安定促進に向け適切に位置付けられているもよう
・ドルの下落、輸入物価やインフレの望ましくな上昇をもたらした
・FRBと米財務省、引き続き為替市場動向を注意深く監視していく
・ドルの価値のインフレとインフレ期待への影響を注視している
・成長とインフレへのリスクを回避する政策を取っていく
・FRBの2つの責務へのコミットメント、強く安定したドルの確保へのカギ
・住宅市場が安定するまで、成長リスクは引き続き下向き
・インフレは高いが労働・製品へのコスト転嫁は限定的
・コスト転嫁抑制の継続は保証されず注視している

参考:日経ネット記事
FRB議長、利下げ休止を示唆 インフレ動向深刻視


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