米4月非農業部門雇用者数は‐2万人。市場予想は-7.5万人。
予想ほど悪化せず、過度な景気後退懸念は後退した感じです。
米雇用統計を受けて、104.70近辺で推移していたドル/円は
105.50-60あたりまで円安が進行。クロス円ものきなみ円安
方向に振れました。
欧州株も大幅続伸。ひとまず、NYダウも100ドル以上上昇
してのスタートでした。
<日経ネット記事> ・・・ ちょっと厳しい見方ですね...。
米雇用、4月は2万人減・4カ月連続マイナス
米労働省が2日発表した4月の雇用統計(季節調整済み)に
よると、非農業部門の雇用者数は前月に比べ2万人減少し、
4カ月連続のマイナスとなった。減少幅は前月より縮小し
たが、今年1月から4カ月間での雇用減は26万人にのぼる。
米雇用は引き続き悪化しており、景気後退懸念はぬぐい
去れない情勢だ。
4月の雇用者数の市場予測の平均は7万5000人減で、
結果は予想よりも上振れした。ただ2、3月はこれまでの
7万6000人減、8万人減から8万3000人減、8万1000人減へ
とそれぞれ下方修正。信用力の低い個人向け住宅融資
(サブプライムローン)問題をきっかけとした金融不安の
影響が実体経済にも及んでいる状況を映した。
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2008年5月2日金曜日
米雇用統計は予想ほど悪化せず。円は105円半ばまで円安進行
米4月ISM指数は事前予想上回る。NYダウは13,000ドルを回復。
昨晩のNYは、異常な強さですね...。NY Dowは13,000ドル回復。
Nasdaqは、+67ポイントも上昇しています。日本市場もNY株高を
受けて大幅上昇スタート。ただ、上昇後は今晩には雇用統計もあり、
明日から4連休なので、やや様子見な感じでした。
連休明けはどうなるんでしょうね...?このまま上昇するのか、
調整はあるのか、予測しずらい展開になってきた感じです...。
NYDOW 13010.00 +189.87
NASDAQ 2480.71 +67.91
CME 14120 +330(大証比)
NY円 104.42 +0.49
<雇用統計に関係しそうな記事の抜粋>
●[米新規失業保険申請件数]前週を上回る38万件
米労働省が1日発表した4月26日までの週間新規失業保険申請件数は
38万件となり、前週34万5000件を上回った。
●米4月ISM指数、雇用指数は03年以来の悪化=雇用統計に警戒感
米4月ISM(米供給管理協会)製造業景況指数は48.6となった。
事前予想の48.0は上回ったが、内訳では「雇用指数」が45.4となり、
前月の 49.2から大幅に低下している。水準としても03年5月の
42.4以来の低水準を記録、2日に予定される4月雇用統計の下振れ
リスクが改めて警戒されつつある。
●米雇用統計待ち、基本様子見か=東京見通し
本日の東京タイムはまったく材料がないわけではないものの、
マーケットの関心は今夜のNYタイムに発表される米雇用統計に
集中している。一昨日発表されたADP全米雇用報告の数字から
すると雇用統計も好数字が期待されたものの、昨日発表された
米チャレンジャー社一時解雇者数などからすると、逆に予想よりも
悪化する可能性を否定出来ないかも知れない。
いずれにしても、雇用統計の内容を見極めたいとの声が優勢であり、
東京タイムも基本的には手控えムードの強い展開が続きそうだ。
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2008年5月1日木曜日
FRBはFF金利の誘導目標を0.25%引き下げ。
FRBはFF金利の誘導目標を0.25%引き下げ2%にした。
賛成8、反対2。ダラス連銀のフィッシャー総裁とフィラデル
フィア連銀のプロッサー総裁が政策金利の維持を求め反対票を
投じた。声明は利下げを停止する用意があることを示唆。
利下げは昨年9月以降で7度目。今年に入ってからの利下げ
幅は合計2.25ポイント。
FOMC声明文では、「経済活動は引き続き弱い」としたものも
「下振れリスク」の文言は削除されたみたいです。
相場のほうは、一時、13,000円を回復して堅調に推移していた
NY Dowは、12,820(-11)までさげて終了。Nasdaqも2,412(-13)
まで下落しました。円安方向に進んでいた為替のほうも、少し
円高に戻された感じです。
ひとまず、FOMC終了でやはり一旦、材料出尽くしの売りが
出たみたいです。ただ、FOMC前にかなり上昇していたので、
思ったほど下げは限定的でしたね...。
日本市場も前場終了時点では、やや軟調な展開でした。ただ、
今日はメーデーであまり外国人が参加していない感じなので、
今後の相場の方向性はいまいち読みずらいですね...。
<日経ネット記事抜粋>
●米、0.25%追加利下げ・FRB声明「経済活動は引き続き弱い」
米連邦準備理事会(FRB)は30日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド
(FF)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、年2%とすることを
賛成多数で決定、即日実施した。世界的な食料価格の高騰など
インフレ懸念が台頭しているが、深刻な景気後退の回避に向け、
一段の金融緩和に踏み切った。
米FRBは、FOMC終了後に発表した声明で「経済活動は
引き続き弱い」と指摘。「金融市場はは引き続きかなりの緊張
状態にあり、信用収縮と住宅市況の低迷で、米国経済は向こう
数四半期は下押しされる」との見通しを示した。
利下げを打ち止めにするかどうかについて、明確な言及は
なかったが、これまでの利下げを「十分な金融緩和」と表現。
3月の声明から「成長の下振れリスクはなお残る」という表現を
削除し、さらなる利下げには慎重な姿勢を示唆した。
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